AIロボット開発のCloser、約1.8億円の助成決定、農水省中小企業イノベーション創出推進基金事業に採択
~ 食品産業における食品ハンドリング技術の革新と社会実装を目指す ~
株式会社Closer(クローサー、代表取締役:樋口翔太、本社:茨城県つくば市、以下「Closer」)は、2023年12月28日に、農林水産省中小企業イノベーション創出推進基金事業(フェーズ3基金事業:技術実証等)に採択されました。
本事業は「食品産業における食品ハンドリング技術の革新と社会実装」をテーマに、コネクテッドロボティクス株式会社、株式会社FingerVisionと共にコンソーシアムを結成し、第1回の公募に対して連名提案を行い、期間4年間で交付限度額 約1.8億円の採択を受けました。
■事業の背景と目的
農水省中小企業イノベーション創出推進基金事業(フェーズ3基金事業)とは、農林水産省が中小企業イノベーション創出推進基金を造成し、スタートアップ等が社会実装につなげるための大規模技術実証(フェーズ3)を実施することで、日本におけるスタートアップ等の有する先端技術の社会実装の促進を図ることを目的としています。
農林水産省中小企業イノベーション創出推進事業(フェーズ3基金事業)について https://www.affrc.maff.go.jp/docs/phase3kikin/index.htm#koubo1kekka
食品産業をはじめとする三品産業(食品・医薬品・化粧品)では、自動車や電気電子産業のロボット技術をそのまま応用することが困難で、現場は想像以上に人手に依存していることが現状であり、人手不足が本格的に問題となってきています。
Closerでは、このような食品産業に適用できる今までにないロボットシステムの開発を行ってきました。本事業では、AI画像処理やモーションプランニングなどの研究開発を行い、「小型化を維持しつつ、生産スピード及び成功率の向上」を目指して取り組みます。