Closerの開発するロボットアームを用いた「Robot Drink Bar」を提案し、国内準優秀賞受賞しました。
一般財団法人ジェームズダイソン財団は、次世代のエンジニアやデザイナーの支援・育成を目的に、財団が主催する 国際エンジニアリングアワード、James Dyson Award (以下、JDA) の国内最優秀賞作品を含む上位2作品を発表しました。世界各国から1,794の作品が集まりました。
Closerの開発するロボットアームを用いた「Robot Drink Bar」を提案し、国内準優秀賞受賞しました。
Closerはロボットアームを用いた自動販売機型飲食サービスを開発しており、今年中の実証実験を予定しています。実証実験の詳細に関しましては、このHPやSNSから公開を予定しています。
公式Facebook:https://www.facebook.com/Close.Robot
公式Twitter: https://x.com/CloserRobotics

概要: 人手不足は年々増加し、今後ロボットを用いた生産性の向上は必要不可欠となってきます。現在でもロボットによる 生産性の向上の取り組みが行われていますが、「コストが高い」ということが大きな導入障壁となっています。そこで、人手不足が深刻な飲食・農業といった分野に最適なスペックで導入・運用コストの低いロボットアームを開発しています。このロボットアームを用いて、まずは飲食分野の自動化に取り組みます。自動販売機型での自動化の検証を行い、検証後には自動販売機型や店舗型での展開を考えています。
JDA 国内審査員 緒方壽人氏コメント: 「汎用性の高い自由度をもったロボットアームは多様な場面で潜在的なニーズがあり、その中で大きな問題となる『コスト』に焦点を当て、高機能ではなくコストを圧倒的に下げようというアプローチは理にかなっている。実際にプロトタイプを開発し検証を行っている点も評価している。『必要な機能性や品質』と『圧倒的な低コスト』のバランスをいかに両立できるかが今後の鍵になると思われる。」
JDA 国内審査員 八木啓太氏コメント:「実際に機能するプロトタイプ開発と、その検証・改善プロセスを高く評価している。今後社会実装にむけて、上市に耐えうるQCD の最適化や、量産、商業的課題といった難題が想定されるが、コスト優位性のコンセプトを失わずに、市場でプレゼンスを発揮されることを期待したい。」
今後の審査の流れ:上記 2 作品を含む各国作品群は国際第 2 次審査に進みます。その中からTOP20 作品が選ばれ、ダイソン創業者ジェームズダイソンによる国際最終審査に進みます。選考結果は、TOP20を10月15日に、最終結果を11月19日に発表予定。国際最優秀賞受賞者には、賞金 30,000 ポンド(約 420 万円)を、受賞者が在籍または卒業した教育機関に寄附金 5,000 ポンド(約70万円)が贈られます。
出典元:一般財団法人 ジェームズダイソン財団 27ヵ国参加 ダイソン国際エンジニアリングアワード 失われた声をAIで取り戻すウエラブルデバイスが、日本国内最優秀賞受賞 2020年9月17日